ご覧いただきありがとうございます。
クラシックメンズアクセサリーブランドのロンサムです。
連休2日目、今日は文化の日。
自由と平和を愛し、文化をすすめる
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日はベルトのご紹介をさせていただきます。
Shackle buckle belt シャックルバックルベルト
シャックルという連結金具をモチーフにしたバックルに、英国産ブライドルレザーを合わせた、クラシックな雰囲気のベルトです。
バックルのデザインはロンサムオリジナルになります。
実際のシャックルはどんなものかと言いますと下の画像のようなものです。
ワイヤーなどを連結する金具です。
大きさなど様々なデザインがありますが、おおむね武骨な感じです。
このシャックルの、本体に軸が貫通してエンドを割りピンで留めるという構造をそのままに、少しだけ上品さをプラスしたデザインです。
一つ一つのパーツが独立した4パーツ構成になっています。
素材は硬貨にも使用されているジャーマンシルバーをベースに軸棒のみ真鍮を使った凝った仕様になっています。
シルバーとゴールドの配色がとてもいい雰囲気です。
メッキなどかけていませんので素材本来のエイジングが楽しめるのもいいですね。
ブライドルレザー
使用しているレザーは英国産のブライドルレザーになります。
ブライドルレザーというと、ブルームという白いロウが付いた物を連想される方も多いと思いますが、このブライドルレザーは薄っすらと確認できる程度です。それぞれのタンナーさんのレシピで鞣されているので、どれがいいということもありません。
このブライドルは表面のみブルームで化粧したものとは違い、十二分にロウやオイルが中に浸透しています。 色はブラック。
真っ黒ですが、ベタッと塗ったような色ではなくナチュラルな革の表情を感じられる黒です。
こちらのブライドルレザーの部位はクロップという、背中からお尻にかけての部分になります。
その中でも一番繊維密度の詰まったベンズというお尻側の部分のみを使用しています。
厚み4mm、英国産ベンズブライドル、ベルトとしては最高ではないでしょうか?
これを一本一本、裁断してベルトに仕上げます。
コバの丁寧な磨きや、捻入れによる化粧ラインなどで品質を高めていきます。
そして最後にもう一つの拘り
バックルを止める、革の折り返し部分に使用している組ネジです。
このネジは両面にマイナスを切ったオリジナルのネジです。
ネジを締めるとき両側をドライバーで固定できるので、空回り防止にもなります。
頭の厚みを極限まで薄くして、なるべく引っ掛かりを少なくなるようにデザインしています。
ブライドルレザーとウールパンツ
今回はツープリーツのウールパンツに合わせてみました。
ベルト幅は2.8cmで太くも無く、細くもなく合わせやすいベルトです。
大変長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。
大人気もなくこのベルトに込めた熱い思いを語らせていただきました。
私も自分用に一本新調しました。
是非お試しくださいませ。