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クラシックメンズアクセサリーブランドのロンサムです。
本日は、レザークラフトによるサンプル作りの模様になります。
型紙作り
デザインが決まったところで図面に起こします。
厚紙に張り合わせてアウトラインをカッターで切り抜きます。
型紙の完成。
トレース
型紙から革にトレースしていきます。
いせ込み
ロンサムのレザーアイテムは、両面銀面仕様を多く採用していますので、革を2枚張り合わせます。
この貼り合わせの際、製品になった時に曲がる部分はあらかじめ曲げた状態で張り合わせます。
このいせ込みをしておくと、曲げた時に余分な皺が付き辛くなり仕上がりもいいです。
本裁ち
張り合わせた革を型紙のトレースラインに沿って革包丁で切り出していきます。
アールの付いた部分は革の方を回転させて一気に切り進めていきます。
捻入れ
各パーツにアルコールランプで熱した捻を入れていきます。
革のコバ面を引き締めると同時に化粧ラインを入れていきます。
この後、各パーツを張り合わせて縫製に進みます。
縫製が終わると、コバ面を磨いて、再度捻入れをして仕上げとなります。
特にサンプル制作は細かい寸法出しを繰り返して、何度も修正することが多いです。
結果、型紙も、サンプルも、いくつも作ることになりますのでなかなか根気のいる作業になります。
ざっとですが、こんな感じで作業をしています。
また、いつか制作風景をご紹介できればおもいます。
新型コロナウイルスの先行きが読めない状況ではありますが、どうぞ皆様ご自愛くださいませ。
ロンサム 戸田